看護師転職ごっこ

転職を繰り返した看護師の私が毎日元気になれるよう、仕事、人生にふらふらしたときに気ままに書いています。

転職紹介会社から聞いた採用担当者のアドバイス

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履歴書や面接、本当は何を見ている?

転職応募者の第一印象が履歴書。ですから、履歴書は、転職活動において非常に大事な要素です。

 採用担当者であるわれわれが、履歴書を受け取ってまず目がいくのはやはり写真ですね。ごく少数ですが、普通のスナップ写真を切り抜いて貼っていたり、カジュアルな私服で撮っている人がいます。本人がどんなにしつかりしていても、第一印象で「大文夫だろうか」と不安になってしまうので、やはり最低限のマナー、一般常識は守ってほしいですね。

基本はスーツ。髪型も、長ければ一つにまとめるなど清潔感のあるスタイルが好ましいです。写真屋で撮影しなくても、スピード写真機でOKです。

次に気になるのは、全体を見たときに空自の多い履歴書です。時には職歴や配偶者の有無などの欄に何も書いていない人がいます。ないなら「なし」と書くか、斜線を引くか、意思表示がほしいものです。資格の欄にしても、看護師資格を所有していることは当然です。

病院間の情報交換も

そしてもう一つ、職歴部分では転職回数・頻度、未就職期間の長さ(ブランク)も気になる点です。

看護師の場合、一つの病院に勤めた期間は短くても、看護師として働いた期間を合算した年数で基本給が決まることが多いので、転職して給与が下がることはほとんどありません。

だから、一度転職をすると、″転職癖″がついてしまう人もいると思うんですね。でも、採用する側としては転職回数が多く、たとえばどの病院も1年前後で辞めていたりすると、「採用しても、すぐに辞めてしまうのではないか」という心配がぬぐえません。

ですから、そういう人に対しては面接で必ず転職の理由を聞いています。転職回数が多い人、がいますし、看護師免許証の写しを同封してもらっているわけですが、それでも履歴書にも書いてほしいですね。

短期間で転職を繰り返している人は、面接で必ず理由を聞かれるものと思って、心の準備をしておいたほうが良いと思います。また、送られてきた履歴書を見たところ、その方が以前に勤めていたのが私の知人の病院で、非常に短期間で辞めていたので、知人に尋ねてみると、問題のある方だったということもありました。

その方以外のケースでも、あまりに短期間で辞めていたり、転職を繰り返していたりしたため、知り合いに事情を聞いたことはあります。逆に、当法人を退職した職員について、知り合いから「うちに応募があったけれど…」と連絡をもらうこともありますね。

こうしたやり取りは他の病院間でも行われていると思います。ですから、辞める病院での働き方、退職の仕方も大切です。

一方、職歴のブランクについては、1年以内であればあまり気になりませんが、2、3年以上となると気になります。医療の現場はどんどん変わりますから、病院側だけではなく、本人としても心配になるのではないでしょうか。

ただ、転職紹介会社では、新人と同様に手厚い研修を用意し、本人の希望があれば、採血や緊急時の対応など一通り研修した上で、現場に入っていただくようにしています。ブランクが長くて心配な人は、そうして復帰しやすい環境があるところを選ぶということも大事かもしれません。

面接で見たいのは対話力

次に、面接で見るポイントは、コミュニケーション能力です。

医療はサービス業と言われるように患者さんとのコミュニケーションが必須です。また、病院では1人では何もできませんから、医師をはじめとした同僚とのコミュニケーションも大事。

国家試験をクリアして看護師免許を持っているという時点で、たとえ多少のブランクがあったとしてもスキル・知識面のベースはあるわけですから、面接では、話す内容自体ももちろん大事です。

が、それ以上に、こちらの質問に対してきちんと答えているか、つまり受け答えができているかということを最も重視しています。そのほか、面接を担当する職員に常に伝えているのは、「この人と一緒に働きたいという視点を大事にしなさい」ということですね。

また、面接の最後には応募者からの質問の時間を設けるようにしていますが、その際、「以前の職場では人間関係の問題で辞める人が多かったのですが、こちらの病院の離職率は…」「有給休暇は法律で決まっている通りに取れますか?」など、後ろ向きな質問をされる方がいます。

看護師さんは非常に真面目な方が多いので、真面目さ、正直さをアピールしようという意図もあるかもしれませんが、残念ながらマイナスな印象になりがちです。

それまでの会話でせっかく好印象を抱いていても、最後の最後で印象が悪くなるともったいないですから、質問の仕方、内容にも気をつけた方がいいかもしれません。