看護師転職ごっこ

転職を繰り返した看護師の私が毎日元気になれるよう、仕事、人生にふらふらしたときに気ままに書いています。

ドクターとの付き合い方

先輩ナースと話をしていると”昔はドクターが厳しくてしょっちゅう怒鳴られていた”ということを聞きました。現在は、ドクターの間にも医療はチームで行うものであるという考え方が浸透し、ナースを同僚、チームメンバーと考えてくれるようになってきたので、昔のような厳しい、コワいドクターはほとんどいません。

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ドクターは、医学部入試という高いハードルを乗り越え、難関の医師国家試験を合格した、医療に対するトップレベルの知識を持っているのです。そのドクターとともにを組むということは、ナースにも高いレベルでの医学知識を必要とされます。しかし、ドクターとナースの持っている知識量は全く同じではないにもかかわらず、指示を理解し、実践することは非常に難しいことです。また、薬学の知識が不足していることによって、ドクターの指示を勘違いしてしまう、といったことが起こる可能性はゼロではないんですね。

常時、新薬が増えている中で、製薬メーカーから説明や情報を得ているドクターと、詳細を知らないナースがともに仕事をしていると細かな認識の違いが出てしまうことは無理もありません。しかし「だからできなくて当然だ」という考えでは、仕事が勤まりません。なので、ナースは、日々学習の機会を増やしたり、ドクターに質問をしたりと、そのリスクをカバーしていく必要があります。

チーム医療では、医師やナースなど医療に携わるメンバーの専門性を活かしながら、患者さんに最善の医療を提供することですので、ドクターの指示待ちで言われたことしかできないナースは、チームメンバーとは言えないのも事実です。

高い知識を持つドクターとともに、業務を行う中で分からないことは教えてもらいつつも、ナースとして観察ポイントを的確に伝えることで、ドクターとの信頼関係ができることになります。特にナースは、ドクター以上に患者さんに寄り添っていることで患者さんの情報量は豊富です。それらを共有し、お互いの強みを活かしながら強固なチームを作ることで、患者さんへより良い医療を提供しているんですね。

ライティング&投稿 小西 仁瑞