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看護師転職ごっこ

転職を繰り返した看護師の私が毎日元気になれるよう、仕事、人生にふらふらしたときに気ままに書いています。

看護師の”出会い”から始まる人間関係 ~患者さんの裏の顔~

病院には、毎日たくさんの様々な患者さんが行き来し、その数だけ看護師さんたちには出会いがあるのです。その患者さんとの出会いから看護師さんたちとの人間関係がスタートし、普段見れない姿を目にするのだとか。個性的な患者さんから、一般社会では出会えないような超VIP患者さんまで。そんな患者さんとの出会いそして病院内の人間模様をこっそり覗いてみましょう。

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 「まるでTVドラマの様でした」と語る某グループ病院循環器系内科病棟勤務のF子さん。ある現役の大臣が検査入院した時のことを遠い目で話してくれました。

大臣サイドから連絡が入るや、病院内の事務方幹部は早速段取りにかかります。いわゆる、「特患」ていうやつですね。まず、秘密保持、安全等の理由から、一般外来とはまったく別の入院ルートを確保します。そして、医療・看護ともに最高のスタッフを配置し、ズラリと並んで深々と頭を下げてお出迎えする中、大臣はたくさんの秘書やSPを引き連れて闊歩する・・・、こうやって一般の患者さんや看護師さんにも気づかれないうちにコトは進むらしいです。ちょっとした鉄のカーテンです。大臣クラスのVIP患者さんの入院態度は至って良好、やはり大物は違うと仰ってます。

同じ大物で、ヤ○ザの大親分の場合も入院態度がとても良好だったそうです。逆に、横柄な振舞いが目立ち手を焼いたのはチ○ピラクラス。「弱い犬ほどキャンキャンうるさく吠えるのよね」

チ○ピラではありませんが、患者さんの中には、わがままで何かと突っかかってきたり、認知症でもなにのに粗暴な人が結構いるのです。そんな患者さんに悩まされる看護師が多い中で、「看護師大菩薩」と異名を持つH子さんは、とにかく横暴な患者さんを拒絶しません。どんなに粗暴な接し方をされても、とにかく優しく優しく対応します。無礼なことをされても、怒りません。ちょっとぶたれても「お元気で何より」と返す。そうこうするうちに、あら不思議。問題の患者さんもだんだん心を開くようになり、穏やかになるそうです。H子さんが言うには「ボールを壁に強く当てるのではない、優しく投げれば、はねっ返りは緩い。ウソでも優しく~、だんだん相手のカワイイところが見えてくるのよ」だそうです。理に適ってます・・・、人付き合いの参考になりますね。

「最近、簡単に美容整形する子が多いけど、それって考えものよ~」と語る某総合病院内科外来勤務のA美さん。

ある日、80歳前後の和服を召した品の良い老婦人が診察に来られました。「乳房が変だ」と訴えるので、ドクターは乳がんを疑い検査をしようと上半身をはだけてもらいました。すると、どうでしょう!目に入ってきたのは1辺約15センチの四角い乳房ではありませんか!

聞くところによると、この上品な老婦人は20歳代の頃、豊胸手術をしたそうです。しかし、60年近く前の整形技術。今頃になって四角く変形してしまったというのが真相です。

美容整形技術が躍進し、日本の技術は世界最高峰といえども、数十年後どうなっているかは誰も分からないというのも事実。こんな事例もあるということも覚えておきましょうね。

若い女性の下半身事情に警鐘を鳴らすのは、都内某総合病院泌尿器科外来に勤務するU子さん。

ある日の午後、20代後半の一流企業秘書風の清楚な美人OLが泌尿器科の診察に来たそうです。スーツ姿が颯爽としており、待合いの全男性の目を釘付けにするくらいの容姿で、泌尿器科ではちょっと浮いていたそうです。

しかし、彼女の下半身の大事なトコロは大変なことになっていました。”クラジミア”です。痒い、臭う、そして完治しない。

何が彼女をそうさせたのか・・・、もちろん彼女が美人であるから、言い寄る男性も多かったことは想像に難しくありません。しかし、クラジミア患者さんが10人いれば、そのほとんどが女性で、その7割~8割は若年層、そして美人度は高いのだそうです。

SNSによる男女の出会いの容易さは、性病の蔓延に拍車をかけているとU子さんは語ります。そして、結論として「若者よ、とにかく着けよ!君のゆく道は着けることから始まる」

ライティング&投稿 小西 仁瑞