看護師転職ごっこ

転職を繰り返した看護師の私が毎日元気になれるよう、仕事、人生にふらふらしたときに気ままに書いています。

不倫って言葉、そもそも存在しないから

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女性の二十代から四十代は、子どもを産んで育てる年代です。

私も、もうそういう年代に入ってきました。

 霊長類の頂点とし「師長」としていかに偉そうに振舞ってはいても、人間も動物界のひとつの種。動物生理学の面から生殖可能期間が限られているわけですから出産と子育ては逃げようもありません。

 その昔は、いまでいう更年期のころ、五十歳くらいが寿命でした。

ちょうど、子どもを育て上げたあたりで人生終了です。

 ところがいまでは、それから平均三十年以上の時間がわたしたちにはまだあるわけで、となれば、女五十歳、更年期を過ぎたあたり、昔であれば余生になる年代も、いまや立派にもうひとつの人生。

 

がんばって生きてきたことのご褒美であり

 

まさに幸年期として楽しめる時間です。

 

子育てが完了して、生理の煩わしさからも逃れることができ、セックスでは妊娠を心配することもなく(でも、性感染症は気を付けてください)、女としての自由を満喫できる年代!

 

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ピューリタンのような禁欲の日々とは、おさらば、というわけで、大人の恋愛を自在に堪能している人もいれば、不倫というポジションで悩んでしまっている人もいるかもしれません。

 既婚者との、あるいは既婚者同士の恋愛は、たとえば、フランスであれば決してほめられた行為ではありませんし、ことが発覚してどろどろの愛憎ドラマがくり拡げられることも実は少なくないと患者さんから聞かされました。。

 ただ、日本と違うのは、それが結婚した者が行ってはいけない、倫理にもとる行為として、民法に記載されているなんてことはない、という点です。

 

そもそも、不倫に該当する言葉が存在しないのです。

 

日本では、過去に愛人が名乗り出て辞任に追い込まれた首相がいましたが、昨今のフランス大統領は、愛人問題でメデイアを賑わすものの、政治的な力にも人気にもいっこうに影響はありません。

 一般人でもそれは同様で、当事者間ではいろいろあるかもしれませんが、周囲の噂や世間体を気にする必要はありません。

 家制度の残る国と徹底した個人主義の国の違い、さらに、女性の自立と社会保障、子育て支援の進んだ国と、まだまだ夫の経済力に依存せざるを得ない女性が少なくない国との違い、という側面もあるでしょう。

 とはいえ、日本でも、二十代の略奪婚とかであれば世間の物議をかもすでしょうが、年齢を重ねれば重ねるほど、こちら側にも世間のそしりなどを超越する環境や気構えが整ってきます。

 

長いあいだ、ひん死の患者さんを相手にしていれば、「腹はすわるわ!」

 

人生で使うことのできる時間は無限ではないわけで、愛のない退屈(アンニュイ)な生活を継続するよりは、燃えるような愛に身を捧げるひとときを選択するチャンスを見逃す手はない、というフランス人たちの考えに学ぶときかもしれまんね。

 

本質的に愛することにタブーはないはすです。

 

現実を見据えて責任をもって「カタ」をつけるのであれば。

 

ちなみに、ノーべル賞を二度とった物理学者・化学者であり、パリ大学初の女性教授でもあったマリ・キュリー(キュリー夫人)が、夫亡き後、夫の弟子と恋愛関係にあったことをご存じでしようか?

 

当時は大スキャンダルだったようで。

 

もちろん道徳的な見地からは議論の余地はあるにせよ、理性的な世界最高水準の偉業を成しつつ、女としてのエロスを捨てなかったそのパワーと情熱は、喝采ものだと思いませんか?

 

あら、私、恋しているのかな。