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看護師転職ごっこ

転職を繰り返した看護師の私が毎日元気になれるよう、仕事、人生にふらふらしたときに気ままに書いています。

ナースの生涯賃金と投資対効果

experience

ナースのお給料は、勤務場所や役職などによって差があります。ナースの場合、基本的には転職せずに、同じ場所で勤務し続ける場合が最も生涯賃金が高くなるのが一般的。もちろん、ステップアップの転職をするとその場合にはさらにプラスとなります。しかし、退職金を考慮すると勤務継続年数が大きく影響するので、転職するよりは、同じ場所で勤務している方が退職金は多くなります。

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ナースの生涯賃金を事例で紹介しますね。

case1 大学病院勤務
生涯賃金:2億5千万~3億円
専門学校卒業後、21歳で就職、看護師長

case2 大学病院勤務
生涯賃金:3億円~
大学卒業後、22歳で就職、看護部長(副院長)

case3 民間病院
生涯賃金:2億~2億5千万円
専門学校卒業後、21歳で就職 看護課長

ここで、投資に見合った利益を生んでいるかどうか?これを職業で考えてみます。投資をその職業に就くために必要な費用とし、ナースの場合は、看護師国家試験を受験するために必要な費用=看護師養成校の学費を投資と考えます。 

ナースの資格を取得するために投資した金額と、資格を取得してから生み出す利益で考えると、私立大学が最も投資額が高額になるんですが、2年勤務すれば回収できてしまいます。公立系の専門学校であれば、数ヶ月で投資金額は回収でき、ナースの投資対効果って実はとても効率が良いんです。

また、一般企業における生涯賃金平均と比較しても、大学や大学院を卒業した女性が一度も転職しなければ2億5千万円程度、専門学校や短大卒業の女性が一度も転職をしなければ2億1千万程度ということなので、管理職を経験したナースの生涯賃金は、一般の女性と比べてとても高いんです。

同じ医療職であっても、医師と薬剤師は大学教育6年制が定められているので、看護師とは違って、様々なルートから目指せるものではありません。なので必然的に投資費用(=資格取得必要経費)は高いです。特に、私立大の医学部は最低でも2,000万はかかります。

弁護士と比較してみると、大学を卒業するまでにかかる費用はナースと大差はありません。しかし、国家試験の合格率が圧倒的に違います。ナースの国家試験合格率は90%以上ととても高いのですが、司法試験の合格率は約25%ととても低く、法科大学院を卒業してから何年もかけて司法試験にトライするという方も少なくないです。なので、法科大学院を卒業してからも司法試験に合格するまでの必要な費用も投資となってきます。

一般的に高給と言われている医師、弁護士ですが、資格取得までの投資金額も高いんですね。それを考えると、女性にとってナースは、投資対効果が高い職業であって、一般企業に勤務するより稼げる職業なんですよ! 

ライティング&投稿 小西 仁瑞