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看護師転職ごっこ

転職を繰り返した看護師の私が毎日元気になれるよう、仕事、人生にふらふらしたときに気ままに書いています。

医療ドラマ「ナースのお仕事」のウソ、ホント

experience

同業者以外の人と話をしているとき、「なんで看護師になったの?」とたまに聞かれることがあります。

1996年にスタートした「ナースのお仕事」では毎回、朝倉いずみ&尾崎翔子コンビで番組放送がされてきました。

 二人でギュッと顔を寄せ合った写真からは、いずみと先輩の仲の良い雰囲気が感じられると思います。そして今回復活したドラマの現場でも同じスタイルで撮影をしたようです!

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観月ありささんと松下由樹さんは役柄同様の信頼関係で、すぐにとびっきりの笑顔を見せてくれました。

1996年から2002年の間、ドラマ&映画化などで大ヒットしたフジテレビ系『ナースのお仕事』が12年ぶりに復活することが、明らかになった。10月31日の『離島編』(後9:00~10:52)、11月1日の『再会編』(後9:00~11:10)の2夜連続で放送される。

www.oricon.co.jp


私の場合、中学校3年生くらいから高校1年生のとき、漠然と「理系に行きたい」って考えてたんですよね。

でもそれは「理系は文系よりも就職に有利」という、ものすごくアバウトなイメージでした。あと、手に職を付けて稼ぎたい。という願望も
ありました。

で、そういった条件に合う仕事は何だろう、っていろいろ考えていたり、学校の先生に相談しているうちに、一番合うかなと思った選択肢が看護師。それと、大学受験を考える周囲を見ていて、「あそこまで勉強したくないなあ」と思ったのも事実です。

でも、このことを言うと、たまに拍子抜けされてしまうこともあります。きっと「人の命を救いたい」とか白衣に憧れて、という答えを期待していたんでしようね。でも、現実はこういうものなんです。

時々、同僚、先輩、後輩たちともナースになったきっかけについて話し合うことがありますが、その度に、「みんないろいろな理由があるんだなあ」と思います。

ちなみに一番多いのはやはり、

「手に職を付けて稼ぎたかった」

これに関しては、一般的なイメージからそんなにかけ離れてはいないかもしれませんね。ナースー専門職というのは間違ってないし、どこでもナース不足って言われている昨今、資格さえ持っておけば将来職に困ることはありません。

あとは、

「テレビの医療ものドキュメントとかを見て憧れて」

という人も多いです。

毎週火曜日21:00 - 21:54に、フジテレビ系の「火曜21時」枠で放送されたテレビドラマシリーズである、主演は観月ありさ。病院を舞台にしたコメディドラマ。2002年5月には映画化もされた。


それからたまにいるのは、

「母親がナースだったから」

別にこの仕事は世襲制なわけではないけど、ナースとしても母親としても憧れるお母さんだったんだろうなあ、そう考えると彼女たちのお母さんを尊敬したい気分です。

他には、こんな異色なきっかけも。

後輩のNちゃんの志望動機です。彼女は高校1年生のときに交換留学でメキシコに行き、そのとき、ストリートチルドレンが普通に道ばたにいるような状況を体験して、日本との貧富の差に衝撃を受けたらしいんですね。

帰国後、自分にも何かできないか、と考えた彼女は青年海外協力隊など、そういった海外支援の仕事に興味を持ちはじめます。それを高校の先生に相談したら、行くのだったら、何かの資格を持ってないと意味がない。

それだったら、看護師の資格はどう?と薦められ、それをきっかけに今では中堅ナースのひとりです。

前の病院で同僚だったHさんの理由は、

「人間の身体に興味があったから」

理科の教科書とかを見ていると、人体の仕組みのべージが、やたらと面白く感じたという彼女。他の分野は全く興味が無く、骨格や臓器のところだけはなぜか興味津々だった、というから変わってるというか、向いているというか。

そんな彼女は今、外科で日々手術に立ちあったりしています。夢が叶ったようですね。


ただ、本当に時々、いるにはいるんです。

間違えてナースになってしまった人。

というのが。

数年前、私の勤めていた病院に入ってきた人。大学を出て某文房具メーカーで営業をしていたけど、やっぱりこの仕事への憧れが捨てきれなくて、看護学校に入り直したという人で、年齢は当時で6つくらい上だったはず。

ちなみに、こういう人は結構います。

一度働いて、看護学校の学費を貯めてから退職、そして再度看護師を目指すというパターン。看護師は他の職業に比べて一度憧れてしまうとあきらめられない職業なのかもしれません。


話を戻しますが、そんな彼女が配属されたのは入院患者に老人が多い神経内科でした。すると、その人は入ってきてすぐ、みんなの前で一言、

「私、子供と接したくて看護師になったんです。だからこういうた仕事、したくないんです。」

もう、驚きを通り越してその場にいた全員がポカーンとしてしまいました。彼女にとって、ナースというのは子供と戯れている白衣の天使みたいなイメージだったそうです。

ところが入って配属されたのは、私たちが「ある意味、老人介護病棟だよね、と時々自嘲していたほど高齢者率の高いところ。排泄や痰詰まりのケアといったものがどうしても多いので、多少気持ちは分かりますが、それにしても、あまりにもひどい発言。

というか、自分の理想が現実とかけ離れているということに看護実習で気付いてほしかったです。結局、彼女は3カ月で辞めていきました。

その後、念願の小児科でナースを続けているのかどうかは知るよしもありません。


まあ、これは極端な例。「なんとなく」「先生に勧められて」という人も多いです。

「高校生の時に、そんなにたくさん職業があるなんて思わなかったよね」

これが、同期たちとこの話をしていたときに一致した意見です。

皆さん、今みたいにいろいろな職業が世の中にあるなんて、十代の時に知っていました?

大多数の人が、保母さんとか警察官とか、自分が接する身の回りの職業くらいしか頭になかったと思うんですけど、私たちだけなのかなあ。

でも、後悔しているかというと、そんなことはないんですけどね。

 

「NSあおい」とかは結構頑張ってリアルにしているなと思います。

患者さんの尿道に挿入するカテーテルで使用するバルーンを膨らませる描写で、本当は蒸留水を使わなきやいけないシーンで生理食塩水を使っているのを見たときは、次の日同僚と「ありえないよね」って言っていたりもしましたが。

でも、そんな細かいところは、この業界の人しか気付かないと思います。


外国ドラマでは「ER」がリアルです。海外ではこうなんだ、としばしば感心します。

『ER緊急救命室』(イーアール きんきゅうきゅうめいしつ 原題:ER)は、アメリカ合衆国のNBCで放送されたテレビドラマシリーズ。1994年9月9日から2009年4月2日にかけて331エピソードが放送された。日本ではNHKで1996年4月1日から2011年3月10日にかけてBS2で放送された。日本ではLaLa TV、スーパー!ドラマTV、WOWOWプライムにて再放送されている。

番組の冒頭と最後に流れる曲はTheme from ER(日本語名「ERのテーマ」作曲:ジェームズ・ニュートン・ハワード)である。

出典:ER緊急救命室 - Wikipedia

 


外国ドラマと言えば、韓国ドラマ。昔の日本ドラマ以上のありえないーのオンパレードでびっくりします。

例えば強い電気ショックをかけて心臓の鼓動を正常に復帰させる自動体外式除細動器(AED)をかけるシーン。危ないから絶対に周囲の人は近づ
いちやいけないのに「死なないで!」って、すがる人がいたりとか。感電して死にますよ。


でもほんと、以前は「あるわけないよ、こんな病院」って描写ばっかりだったように思うんですが、今はずいぶん変わりました。テレビ業界の方も、かなり勉強されているんだと思います。

こういうたドラマに感動して、医師やナースを志す人が出てきてくれればいいな、なんて思ったりもしています。