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看護師転職ごっこ

転職を繰り返した看護師の私が毎日元気になれるよう、仕事、人生にふらふらしたときに気ままに書いています。

オペ室からコンニチワ!看護師の実況中継・・・ERおまけ付き

「私は切った張ったのオペがある外科が好き!」と語る看護師O美さん。病院の各科に対する看護師さんの好みはそれぞれの性格によるらしいです。特に外科では多くの患者さんが急性期に関わり生死に直面することも多く、またとても慌ただしいところでもあります。さらにERともなると、思わず目を背けたくなる状態の患者さんが頻繁に運ばれてくるところ。ちょっと一般人では想像し難い状況を活き活き働く看護師さんから実況中継です!

血管は肉(細胞組織)に癒着していて、手術では血管の細いのやら太いのやらを一本一本剥がしていきます。気の遠くなるようような作業であり、集中力を要します。

その血管系手術で「この間の9センチある腹部大動脈瘤のオペは感動したわ~」と語るのは、都内総合病院外科病棟主任のR美さん。

最近では、医療技術の進歩で、オペで必ずしも開腹するとは限らないのです。R美さんが感動した手術でも、足の付け根からカテーテルを入れ込んで、人工血管を大動脈の内側で展開させるというものです。

「しなびた蛇腹のような人工血管がパッと開くの。そして・・・」ちょっと溜め気味に「何といっても赤く染まってくるのが感激!蘇生された人工血管に血流が戻ってくるのよ!」と、熱き血潮をたぎらせ興奮気味に話すのでした。

R美さんの目はキラキラと輝いて、頬は紅潮し・・・。人工血管に血流が戻るところを見て、コーフンするって看護師あるあるなんですよ。理解し難いところですが。

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出典:FOD(フジテレビオンデマンド)

そして、外科以上に慌ただしく、まるで戦場と形容されるER(救命救急室)

江口洋介さんや松島奈々子さんが出演していた「救命病棟24時」を代表するように、ER(救命救急室)を扱った映画やTVドラマは人気がありますが、実際にも突拍子もない患者さんがこのERに担ぎ込まれてくるそうです。

看護師のZ子さんが某県立病院の手術室に勤務していた頃のある事件を教えてくれました。

夜10時ごろ、交通事故を起こした患者さんが運びこまれたのですが、その患者さんを見て彼女は思わず「ウッソ~!」と叫んだそうです。

患者さんの胸には、長さ1メートル以上の鉄の棒が深々と刺さっているのです。そのシュールな光景にZ子さんは一瞬呆然・・・。海外ドラマ「ER」にあるような光景だったとか・・・。

Z子さんは、「これはヒジョーにまずい!」と思ったそうです。しかし、患者さんの意識ははっきりしていて、あまり苦しんでいる様子もない、出血もほとんどない。

聞くと、患者さんは車を電柱にぶつけた勢いで車外に吹っ飛び、道路脇のフェンスの支柱の上に落下して串刺しになったと言います。しかも患者さん自身の携帯から119番に通報し、消防隊が鉄柱を地面から切断して運ばれて来たのです。

そして、奇跡的に体のニッチな部分『急所』を外して串刺しになったため、命拾いをしたというワケで。

こういう大事故で軽傷で済む方が「稀」であるので、くれぐれも安全運転を心掛けてくださいね。

 ライティング&投稿 小西 仁瑞