看護師転職ごっこ

転職を繰り返した看護師の私が毎日元気になれるよう、仕事、人生にふらふらしたときに気ままに書いています。

3年目の”留学”

医師たちから時々、ため息混じりに言われる言葉があります。
「なんで看護師の人たちは、3年目になるとみんな海外に行くわけ?」
・・・・・これは事実。ナース3年目の”壁”。
実はそれには、もうひとつ”副産物”があります。

レポートの山から解放され、仕事も慣れ、今度はプリセプターになるというプレッシャーを乗り越えた3年目のナースたち。遊ぶ余裕も出てきた、合コンや飲み会の誘いも増えてきた。

しかしそうなると、ふと我に返る瞬間というのが出てきてしまうんです。

”私、このままでいいんだろうか。別の道もあったんじゃないだろうか”

それまでは忙しさのあまり、考えもしなかった発想が、3年目ゆえの”魔の空白”にスルッと入り込んでしまうんですよね。

なぜかそこからはみんな発想がにているらしく、どこか別の道を探したい→今までとは違う場所で自分をリセットしたい→ついでに語学力とか付けられたらいいかも→じゃあ海外だ!というのがお決まりのパターンです。

そうやって、3年目に辞めていく人の2割から半数が、その後海外に行くというおかしな状況を招くのです。そりゃ医師もため息つきますよね。ただでさえも人手不足だというのに。

またナースは新人から給料がある程度いいので、海外に行くだけの資金が貯まっているというのも、この現象に拍車をかけているんだと思います。語学留学、ホームステイ、ワーキングホリデー。国もイギリスやヨーロッパ、アメリカやオーストラリアなど。目的も行先も人それぞれですが、資格を生かしてワーキングホリデーに行くという方法があるのはいいなと思います。

かくいう私も、実は前の病院を辞めた後に3ヶ月ほどカナダに”語学留学”していたという過去が・・・・・。私の場合、再就職するにしても、もうナースは辞めようかなと思っていたので、いいリフレッシュにはなりましたけどね。

一方”3年目”のナースで、”普通”に辞めていく人もたくさんいます。

「結婚したいので辞めます」

という人も多いのです。というか、2~3年目で辞めて結婚しないと、大体途中で辞め時を逃し、諦めちゃう感じになるんですよね・・・・・。そういうワケで、ナースの独身率はどんどん高くなっていくんです(苦笑)。

ライティング&投稿 小西 仁瑞