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看護師転職ごっこ

転職を繰り返した看護師の私が毎日元気になれるよう、仕事、人生にふらふらしたときに気ままに書いています。

アメリカも看護師不足?!

experience

看護師不足は、アメリカにおいても深刻です。女性の職場で必ず起こる結婚、出産といった離職問題を抱えています。実際、カリフォルニア州では、州が発行するライセンスを持つ看護師の半数は働いていないのです。また、看護師の職域が広がりつつあるため、保険会社などで勤務する看護師も増えているのです。病院は保育室を持たないので、家族やベビーシッターが子育て支援をしなければ、勤務継続はできません。そのため、アメリカでは多くの移民看護師を雇用しています。

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カリフォルニア州のある病院では、看護師の採用のみを行う部署があり、アメリカ国内はもちろんのこと、世界各国の看護師に勤務してもらうように、渡米する際の手続きの説明や住居の斡旋、カリフォルニア州の看護師資格取得方法の説明などのサポートを行っています。

アメリカでは、看護師の社会的地位はとても高く評価されていて、どの病院でも移民看護師が勤務しています。もちろん、日本人看護師も勤務しています。

カリフォルニア州では、新卒の看護師よりキャリアを積んだ看護師が好まれ、勤務年数、どの科に所属し、そこで何をしてきたかなど、業務内容を細かくチェックするので、技術や知識がしっかり確立している看護師は、年齢に関係なく大歓迎で採用されるのです。

これは正直言って、素晴らしいシステムだと思うんですね。日本では学歴によって給料体系が決まるシステムや年齢制限がやはりあります。経験を積んだ看護師より学歴の違いという理由だけで給料が低い場合もあって、経験のある看護師のモチベーションが下がってしまうのです。

きちんと知識や技能を評価することで、経験を豊富に積んできた看護師が高く評価されるシステムは、看護師の技術レベルの全体的な向上につながるように感じます。

外国人看護師は、アメリカの医療を学びたいという気持ちから、カリフォルニア州に訪れる人もいる一方で、看護師の社会的な基盤が確立されているという部にも興味を持っているようです。看護師という仕事が社会的に認知されていること、社会的な地位が高いこと、多くの人に尊敬される立場にあることなどから、世界中からアメリカに看護師が集まるのではないのかな、と思っています。

ライティング&投稿 小西 仁瑞