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看護師転職ごっこ

転職を繰り返した看護師の私が毎日元気になれるよう、仕事、人生にふらふらしたときに気ままに書いています。

ナースのお仕事【病院勤務:手術室編】

experience

手術室で勤務するナースには、直接介助(器械出し)と間接介助(外回り)の2つの役割があります。間接介助は薬剤の知識、患者さんの全身状態の把握、手術中の物品補充、麻酔科医との連携、術中無影灯の位置合わせなど豊富な知識が必要となるので新人ナースは、手術時間の短い直接介助から一人立ちするという流れになっています。では、実際にどんな業務を行うのか具体的に紹介しますね。

 ◆ 直接介助(器械出し)

テレビドラマなどで「メス」と医師が声をかけると、メスをサッと手渡す場面を観たことがありませんか。これが、直接介助のナースの仕事です。実際にはさらに多くの仕事があります。

手術で使用する器械や物品を準備するのも直接介助のナースの仕事です。手術には「術式」というのもがあって、同じ病名でも術式が違うと使用する器械も物品も大きく異なります。そのため、担当となった手術の直接介助のナースは、術式や患者さんの年齢など事前に情報収集して必要な器械や物品を準備します。

手術で使用する器械は滅菌処理し、手術中は順序を考えて適切に器械を医師に手渡します。医師から言われてから手渡すというよりも、全体の進行状況を把握しながら、術野も確認し、器械を手渡していきます。そうすることで、手術時間の短縮に繋がって、患者さんの身体的侵襲を軽減できるんですね。

手術中に使用しているガーゼ、小さな針など全ての物品の数を閉創前にカウントし、患者さんの体内に手術で使用した物品が残ってしまうこを防ぎます。直接介助のナースのカウントが終了するまで閉創は行われません。万が一、ガーゼの数が足りないといったことが起これば、手術を受けている患者さんのレントゲン撮影を行って、体内に物品が残っていないか確認します。手術中の物品管理には十分な注意が必要なんです。

◆ 間接介助(外回り)

間接介助のナースは、患者さんの手術室入室から退出まで、常に患者さんの身体的および精神的ケアをメインとして看護にあたります。手術前に患者さんの多くは不安を抱えているので、麻酔導入前まで適切な声掛けをし、麻酔導入後は麻酔科医とともに全身管理を行います。局部麻酔の場合は、手術中も患者さんの意識はあるので、患者さんのケアを務めます。

手術が始まると、患者さんの全身状態の把握とともに、体温調節を行ったり、出血量や尿量などを測定し、医師へ報告します。出血量が多い場合は医師の指示のもと、点滴や輸血の準備をします。

手術後は、直接介助のナースとともに手術中に使用していた物品をカウントします。

手術室のナースは、豊富な知識を経験を要するナースの花形だと思うんですよね。

ライティング&投稿 小西 仁瑞